片思いが辛すぎる！もうやめたい脈なし恋愛の対処法

恋愛とは人を変えたり、成長させたりする素晴らしいもの。

でも片思いをしていると、あまりに辛すぎることもあると思います。

「彼の態度に一喜一憂して振り回されてしまう」
「自分だけ思いを寄せているのが寂しすぎる」
「脈なしの恋だとわかってるけど、どうしても忘れられない」
……

実らない片思いの辛さはさまざま。

でも、何の進展もなく辛いまま、長い時間が過ぎてしまったとしたら……

それこそがいちばんの苦しみです。

今回は実らない片思いが辛すぎて、もう叶わない恋をやめたいと思っている方へ、脈なしの恋を乗り越える方法について解説します。

叶わない恋を続けるのか、それとも新しい恋を見つけるのか。

前向きに自分自身を見つめ直し、立ち止まった脚を再び前に進めることのできるヒントが得られることでしょう。

脈なしの片思いが辛い原因

脈なしの片思いはとても苦しいものです。

自分の気持ちに応えてくれない相手との恋の苦しみを、誰もがいちどは感じたことがあると思います。

片思いの辛さを乗り越えるために、まずは苦しみの原因を探ってみましょう。

理想と現実が違いすぎるから

多くの場合、人は恋に落ちると想いを寄せている相手や未来を現実以上にロマンチックに想像します。

こうあってほしい、こうしてほしい、というイメージがどんどん膨らみます。

ところがふと我に返ると目の前には辛い現実や困難があって、そのギャップにストンと落ち込んでしまうことが…。

想像と現実の差が辛くて、「どうして恋なんかしたんだろう」とまで思ってしまうこともあります。

相手の気持ちも自分の気持ちもよくわからないから

付き合っている関係なら、コミュニケーションをとって相手の気持ちを見極めて理解することができます。

ところが片思いの場合。

フィードバックや気持ちのやり取りがほとんどありません。

相手がなにを感じているのか、なにを考えているのかがわかりにくくなります。

また、長い片思いの辛さで感覚が麻痺してしまい、自分が感じていることすらよくわからなくなる場合も少なくありません。

わからないことだらけの関係ゆえ、日に日に不安や恐れがつのってしまうのです。

嫉妬してしまうから

人間として最も苦しい感情のひとつに嫉妬があります。

生活をしていれば、誰かのことを羨ましいなと思うことはあります。

それが片思いをしているときには嫉妬にまで発展してしまいがち。

嫉妬は物事を見る目を曇らせるので、自分の良い面やすでに持っているものまで見えなくなり、より辛い気持ちになってしまいます。

嫉妬をし続けるのは「自分には××がない」という暗示を毎日自分にすり込むようなもの。

まさしく、百害あって一利なしなのです。

こうお伝えすると、

「そんなのわかってる。でも、簡単には嫉妬がやめられないから苦しいんだけど？」

と思われる方がいらっしゃるかもしれません。

辛い嫉妬心の手放し方については、後ほど『辛い片思いをやめる。脈なし恋愛への対処法７選』の章でお伝えするので読んでみてくださいね。

辛い片思いをやめるかやめないかの判断基準

まず、片思いをやめるかどうかについて、1年以内ならまだ続ける、2年を過ぎると厳しい……という具合に期間の長さで考えるのはあまりおすすめはできません。

年齢、環境、性格などの個人差がありすぎるからです。

でも、脈なしの恋愛を長く続ければ続けるほど、先々どうすればいいのかがわからなくなってきてしまうことは確か。

片思いをやめる判断基準を挙げるとすれば、

• 自分が相手にとって大切な存在になりうるのか
• 相手が自分に対してどう思っているかを考えたとき温かい気持ちになるか
• もし、あなたを誰よりも大切にしてくれる人が現れても彼を思い続けるのか

これだけで充分判断できます。

つまり、あなたも彼も笑顔でいられる未来を選択をすることがなによりも重要なのです。

とはいえ……

人の気持ちは、そう簡単に割り切れるものではありませんよね。

まだ彼への思いを断ち切れないとしても心配しないでください。

次の章を読まれれば、きっと当面の迷いはなくなるはず。

ぜひ、ご参考に。

​

辛い片思いをやめる。脈なし恋愛への対処法７選

脈なしの恋愛をしているとき、辛い気持ちをどうすればいいのか。

対処法を7つご紹介します。

どれかできそうなものをピックアップしてもいいのですが、いちど順を追って読んでみてくださいね。

1.片思いに期限を決める

片思いをしていると、感情に深入りしすぎてしまうことがあります。

そのため思考が乱れ、目の前にいくつもある幸せになる道が見えなくなってしまうことも。

迷ったり悩んだりしているうちに、時間はどんどん過ぎ去ってしまいます。

叶わない恋を続けるのは、果たして得策なのかどうか…。

時間をとっていちど冷静に考える必要があります。

たとえ話をしますね。

大学受験で第1志望にこだわり続けたある男の子がいます。

彼は何年たっても合格できず、気づけば20代も半ばになってしまいました。

昔の友だちは、大学を卒業。社会人として活躍しはじめています。

友だちと住む世界がすっかり違ってしまった男の子は、いまは本音で話せる相手もいません。

あなたはこの話をどう感じましたか？

「そこまでして、どうしてその大学なの？」
「何年もたってしまったから、よけいに後に引けないのはわかるけど……」
「10代、20代、もっと楽しいこともあるのに」

などなど、思われたのではないでしょうか。

これは本当によくある話で、特別なことではありません。

確かに諦めない努力は美しいです。

でも、その努力は冷静に自分の向き不向きを見極めた上での努力だったのでしょうか。

そして、第1志望合格には、本当にその男の子の10代、20代を捧げるだけの価値があったのでしょうか。

ほかに自分をいかせる道はなかったのでしょうか…。

幸せであるためには、どうしても客観的で冷静な判断は必要なのです。

ちょっとシビアな話になってしまいましたね。

話をもとに戻しましょう。

まず期限を決めることは行動の第一歩を踏み出すことになります。

たとえば「○○才の××月までに進展が見られなかったら、この恋はやめる」と具体的に期限を決めることで、彼に積極的なアプローチができるようになったり、自分磨きをはじめたりと行動できるようになってきます。

つまり、どうしても脈なしの恋に諦めがつかない段階でも、何かしらの行動が起こせるので状況が変わってくるのです。

迷ったり悩んだりする時間が格段に減るのです。

なぜなら「脈なしの恋愛でもかまわない。とりあえずまだ続けよう」と自分自身でハッキリ決めたのですから。

なので、やめたいけどやめられない。そんなときでも、ひとまず期限を設けるのがおすすめです。

2.ノートや紙に自分の気持ちを吐き出す

モヤモヤした感情や混乱した思考は行動や決断の邪魔をします。

これは恋愛に限ったことではありません。

日常生活のあらゆることにおいて、なにかモヤモヤとしたまま行動するのは、重い荷物を背負って山を登るようなもの。

頂上まで登るのに、とても時間がかかってしまいます。

なので、まず重たい荷物を下ろしましょう。

感情を解放したり、思考の整理をするには、ノートや紙に自分の考えを書き出すことがとても有効です。

これは心理療法でもよく使われる手法なので、やってみて損はありません。

誰にも見せないものなので、もちろん格好つける必要もなし。

汚い言葉、嫉妬心などの見たくもない感情も遠慮せずに書きましょう。

毎日でなくてもいいので、なにかあってもなくてもノートに書き出すのが習慣にできるといいですね。

感情も思考もどんどんクリアになり、生きることまで楽になってきます。
(じつは有料級の情報ですよ！）

3.友人に気持ちを話してみる

自分の気持ちや状況を信頼できる友だちに話してみましょう。

人に話すことで、自分の感情や状況を整理し、見通しを立てることができます。

ただ本当に信頼できる友だちなのかどうかはとても大切。

誤ったアドバイスをしてきたり、逆に混乱させられるようなことをいわれると逆効果になってしまうので注意です。

4.専門家の力を借りる

やはり悩み事は専門家に相談するのが解決への近道です。

友だちだと、知り合いなだけに遠慮があり、肝心なところで本心が話せないことも。

日常の付き合いがない相手の方が、かえって気持ちをさらけ出せます。

専門家はクライアントの秘密を守るのはプロとして必須事項なので、その面でも安心です。

たとえ話しているうちに愚痴になってしまっても、最後まできちんと耳を傾けてもらえてアドバイスも受けられます。

（もし愚痴をいってスッキリしたいだけなのであれば、愚痴聴き専門の方もいます。）

恋愛専門の心理カウンセラーを探してみるのもいいですね。

ほかにも、感情の整理といっしょに彼の気持ちや今後どうすればいいかをまとめて観てもらうのなら占いもおすすめ。

占いは潜在意識にもアプローチするので、自分自身と彼の状況、お互いの気持ちなどをより俯瞰して理解することができます。

5.出会いの場を用意しておく

いまの恋愛を終わらせる、終わらせないにかかわらず、新しい人と出会うための場所を用意しておくと気持ちに余裕ができて冷静な良い判断ができるようになります。

片思いというのは、ある意味束縛のない自由な状態。

誰かを思いながら新しい出会いを求めても、なんの気兼ねもいりません。

むしろさまざまな選択肢を用意しておくのは健全なことです。

趣味つながりのリアルな出会いを求めて、サークルや教室に入るのもいいでしょう。

でもいきなり行動するのは億劫に思うかもしれませんね。

そんなときはマッチングアプリの利用も有効。

登録だけしておいていろいろな人のプロフィールなどをながめるだけでも「出会いの可能性はいろいろある」という実感を得られるので恋愛に対してオープンな気持ちになれます。

心に余裕のある女性が余裕のない女性よりもずっとチャンスを掴みやすいのは明らかですよね。

恋愛をあまり難しく考えることはないのです。

実際、世の中には人の数だけ出会いのチャンスがあり、ステキな人もいっぱいいるのですから…！

6.距離を置く

実らない片思いをこじらせないために、相手と距離を置くことは有効です。

諦めきれない相手と一緒にいると、気持ちが強まり、論理的な思考や判断ができなくなることがあります。

距離を置くのは、最初はとても辛いことかもしれません。

もし職場などが同じだったりすれば、物理的な難しさもあるでしょう。

でも、あなたはここまで対処法を読み込むことができました。

いまのあなたなら、少しずつなら彼と距離を置けるのではないでしょうか？

またもとの状態に戻りたくなれば、そのときに戻るかどうかをまた考えてみればいい。

そのくらいの気楽なスタンスでチャレンジしてみましょう。

7.連絡先を消す

距離を置くようになったとしても、彼への気持ちが多少残るのは当たり前のこと。

人の気持ちをゼロか100かで考えるのは厳しすぎます。

でも少しずつ気持ちの整理がついてきたら、彼と連絡がとれる手段をなくせるといいですね。

彼の電話番号、アドレス、LINEなどなど。

消すときは勇気がいるかもしれません。

ただ、古いデータはエネルギー的に重いもの。

いつまでもあなたを変わらない世界にとどめる重しになってしまいます。

古く重たいものを外し、軽やかなあなたになって新しい世界へ進みましょう。

片思いが辛すぎる！もうやめたい脈なし恋愛の対処法：まとめ

今回は『片思いが辛すぎる、やめたい脈なし恋愛の対処法』についてお伝えしました。

いま辛いからといって、無理に片思いをやめる必要はありません。

でも、自分の中に少しでもやめたいという気持ちが見つかっているのなら、あなたの視野を広げるタイミングなのかもしれません。

ご紹介した7つの方法、

などを参考にして、今までとは少し違う行動をおこしてみましょう。

きっと新しいあなたに出会えますよ。