告白して振られたはずの彼から、なにごともなかったように連絡が…
そんなとき、男性の心理がわからず気持ちがそわそわしますよね。
「振ったくせに、なぜ連絡してくるの?」
「もしかしたら、これって脈ありのサイン?」
突然の連絡にとまどいながらも、完全に切られてはいないことに少し安心したりして…
でも一方で…
「とっくに振られてるんだし…。やっぱり片思いのままだよね…」
と逆に落ち込んでしまったり…。
ふとしたとき、終わったはずの片思いに心は大きく揺さぶられます。
そんな辛い状況から抜けだす一歩として、彼はいま、どんな心理状態なのかを知ることからはじめましょう。
上級心理カウンセラーの資格を持つタロット占い師です。
生誕ウン十年。酸いも甘いも噛み分けた、ほどよいお年頃^^
振ったのに連絡してくる男性心理5つ
これからも友達でいたい
『いちど好きになってくれた女性は、ずっと自分を好きでいてくれるものだ』と考える男性は多いです。
『振ったことで傷つけてしまったかもしれない。
だけどそれによって「好き」という気持ちが急に冷めてしまうはずはないだろう…』
などと、自分に都合よく考えがち。
そんな身勝手な思い込みが『愛情は無理だけど友情なら育める』という、ある意味で残酷な自信を彼に持たせてしまうのです。
落ち込むことがあった
仕事や人間関係でなにか落ち込むことがあったとき。
誰かに優しくしてもらいたいというのは、男性も女性と同じです。
もしかしたら、ふだん強い自分を見せている男性のほうが、その傾向は強いかもしれません。
男性にとって告白されたという事実はひとつの自信になります。
なのでその自信を与えてくれた女性に、ときとして無意識に頼ってしまいたくなることもあるのです。
場合によっては、復縁のチャンスが潜んでいることも…。
キープするのが目的
残念ながら、世の中にはタチの悪い男性がいます。
本命とうまくいかなかったときのキープとして、自分に気のある女性を利用しようとしている場合も…。
寂しい
どうしようもない寂しさを急に感じる瞬間が誰にでもあるのではないでしょうか。
仕事をしていたり仲間といるときは感じないのに、独りになったとたん、突然やってくる心がざわざわするような寂しさ。
そんな寂しさを紛らわすために、男性も誰かとコミュニケーションを取りたくなるときがあります。
告白がきっかけで、気になるようになった
確かに、告白されてからその女性を意識するようになる……ということもあるでしょう。
でもそれはレアケース。
基本的に男性は女性から少しでも優しくされると自分に好意を持っていると思いがちです。
(そんな男性の勘違いで起こるトラブルもたまにあったりしますよね…。)
なので、自分に向けられた好意に気づかないということはあまりありません。
ただ、恋愛にうとい男性の場合は別です。
告白されるまで、女性から向けられている恋愛感情にまったく気づかないことも。
「いままで、とくに意識はしていなかったけど…」
と告白してくれた女性をあとになってから恋愛対象として見るようになる男性が少数派ながらもいます。
振られたけれど友達としてなら付き合える?
ここまで5つの男性心理を見てきました。
どんな男性心理であったとしてもいえるのは、彼はあなたを決して嫌いではないということです。
嫌いだったら自分から連絡してくるはずはないですよね。
その気持ちを知ったうえで、あなたはこれからどうすべきなのでしょうか。
友達以上、恋人未満の関係になってしまう恐れあり
「嫌われていないのなら、友達としてでもいいから付き合いたい。」
「もしかしたら、これから好きになってくれるかもしれない…。」
そう思ってしまうのも、無理のないことです。
実際、人の気持ちは変化するもの。
逆転が起こって付き合いはじめるという可能性もゼロではありません。
とくに男性心理の5番目の『告白がきっかけで、気になるようになった』場合、ありえない話ではないですよね。
世の中でも、恋愛の逆転劇はよく見聞きします。
ただ、逆転するには長期戦の覚悟は必要。
今日、明日で彼の気持ちがコロッと変わるわけがありません。
(逆に変わられたら、付き合い続ける相手としてはどうなのかと…。)
それに、何年も友達として付き合い続けた先に、恋人になれる未来が保証されているわけでもないのです。
恋愛感情なしで、きっぱりと友達として付き合える自信があれば大丈夫なのですが…
そうでない限り、いわゆる『友達以上、恋人未満』というどっちつかずの状態になってしまう可能性があります。
そして万が一、彼の目的が『キープするのが目的』だった場合。
あなたの大切な時間や可能性がムダになってしまうかもしれません。
本来、「好き」という気持ちにムダもなにもないと思います。
でも、いまの「好き」を優先させすぎて、あなたの「女性として幸せになりたい」願いがおきざりになっていたらどうでしょうか。
好きな彼のために、自分の女性としての幸せを犠牲にしていても気づかないということも起こりかねません。
いったん距離を置くのがベスト
彼との関係をいままでと違うかたちで続けていくのか。
それとも、きっぱりと断って、新しい出会いを求めるのか。
心が不安定な状態では、納得のいく答えは出にくいものです。
答えが出ないままに彼とのやり取りの機会を増やすのは、混乱が増すばかり。
先に連絡をしてきたのが彼だとしても、うっかり積極的になりすぎて重たく思われたら、あなたにとってなんのメリットもありません。
あなたの気持ちや状況の整理ができるまで、彼と少し距離を置くのがベストです。
自分がどうしたいのか。
彼とのこれからの関係に幸せの可能性はあるのか。
ひとつひとつをはっきりさせてから、行動を決めるのがおすすめです。
本当は好きだけど振った場合の心理
最後に、本当は告白されて嬉しかったのに、男性が女性を振ってしまう場合について。
「そんなことあるの?」と思われるかもしれませんが、様々な要因で本当は好きな人を振ってしまうことがあります。
自分自身の感情を理解できない
ときとして男性が自分自身の感情を理解できなかったり、複雑な気持ちを抱えていることがあります。
例えば、好きな女性から告白された場合、その気持ちに対して返答することで自分自身が変わってしまうのではないかと無意識のうちに不安を感じていることも。
このような場合、男性は女性を振ってしまうことがあります。
自己肯定感が低い
男性が女性を振る理由として、自己肯定感が低い場合があります。
自分自身に自信を持っておらず、「こんな自分を好きになるなんておかしい。どういうつもりなんだろう?」と不信感すらおぼえ、自分自身が女性にとって相応しい人物でないと感じていることがあります。
過去のトラウマや経験
男性が女性を振る理由には、過去のトラウマや経験が関係している場合もあります。
例えば、過去に恋愛に失敗した経験がある場合、同じような経験を繰り返したくないと考え、女性から告白された場合でも、自分自身が恋愛に積極的になれないことがあります。
また、過去に相手を振って傷つけた経験がある場合、同じように他人を傷つけたくないという思いから、女性を振ってしまうことがあります。
振ったのに連絡してくる男性心理:まとめ
今回は振ったのに連絡してくる男性の心理についてお伝えしました。
向こうから振っておきながら連絡してくる男性の気持ちは複雑。
いくつかの要因が合わさっている場合が多いでしょう。
そしておそらく彼自身も、振った女性に連絡を取る自分の気持ちを本当の意味では理解できていないはず。
どうか、彼の無意識の行動に振り回されないでください。
あなたが自分自身の気持ちを見つめ、本当はどうしたいのかをしっかり自覚することがなによりも大切なのです。
自分で気持ちの整理ができないときは、占いなどを利用してみては。話すことであなた自身の心が落ち着き、今の状況を客観的に観てもらえるのでおすすめです。