女性にとって、男性の心理はわかりにくいもの。
それが奥手な男性ならなおさらです。
こちらの記事では、
- 奥手な男性の基本的な特徴5つ
- 奥手な男性と付き合うまでに女性がとるべき3つの重要行動
- 奥手な男性と付き合うまでにかかる期間
- 奥手な男性に対するNG行動
などがわかります。
あなたの気になる男性が奥手なタイプでしたら、ぜひご参考に。
「奥手な彼にどう接すればいいんだろう…?」
「アプローチの仕方は?」
そんなお悩みがすっきり解決できますよ。
上級心理カウンセラーの資格を持つタロット占い師です。
生誕ウン十年。酸いも甘いも噛み分けた、ほどよいお年頃^^
奥手な男性の基本的な特徴5つとその心理
まずは奥手な男性の特徴を理解しましょう。
奥手な男性の特徴とその心理を理解すれば、彼のちょっと謎めいた態度に不安を感じることがなくなります。
真面目でプライドが高い
奥手な男性は基本的に真面目で誠実。
表立った派手な行動は、まずとろうとはしません。
一方で、こだわりが強くプライドが高いという面もあります。
しかし、こだわりやプライドがわかりやすく表にあらわれることはほとんどありません。
なので、彼の内面的なことについては、こちらから推測するしかありません。
そのような理由から、奥手な男性を理解するには少々時間がかかります。
失敗したくない
奥手な男性はなにか過去につらい経験をし、失敗を恐れている場合が多いです。
失敗を恐れるようになったのは子どもの頃からなのか、大人になってからなのかはさまざまです。
原因を自分でわかっている場合もありますし、無自覚の場合もあります。
誰でも失敗は嫌なものですが、普通なら失敗ととらえないようなことにまで失敗だと思い込んでしまう傾向も。
「あんな思いはもう二度としたくない」
心の奥底にそういう恐れが多かれ少なかれ潜んでいて、今までしたことのない行動をできるだけ控えようとするのです。
物事にじっくり取り組みたい
奥手な男性は新しいなにかをとりあえず試してみる、という気楽さがあまりありません。
ですがその分、特定のジャンルに集中するのが得意です。
ひとつのジャンルに集中すると、それが得意になります。
得意になるのでさらに集中し、そして、さらに得意になり……という好循環に入りやすい思考パターンを持っています。
ただそれだけに、自分の世界に没入しやすいのが奥手な男性。
自分の集中や時間を人に邪魔されると、機嫌がめちゃくちゃ悪くなってしまいます…。
奥手な男性は、物事にじっくり取り組みたいという思いが、人一倍強い傾向にあるのです。
自分のいいところをアピールしない
奥手な男性は自分のいいところに気づいていないか、気づいていても自信がなかったりします。
そのため人に自分のいいところを積極的にアピールすることもありません。
特定のジャンルが得意で、そのジャンルに関してプライドを持っていたとしてもです。
「プライドはある。だけど、人にわざわざいうほどでもない……」
そう考える彼は、ある意味で謙虚な男性ともいえます。
でも、アピールが苦手だと人から軽く見られたり損することが多いのも事実。
もちろん、アピールが強すぎる人もそれはそれで問題ありですが…
奥手の男性には、ある程度のアピールすら軽んじていたり、毛嫌いする傾向が見られます。
自分から伝えないと人になにもわかってもらえないということが、あまりピンとこないようです。
受け身である
奥手な男性は基本的に受け身です。
自分から積極的に行動していくことがあまりないのは、ここまでの内容でわかっていただけると思います。
「プライドを守りたい。失敗もしたくない……」
そんな思いを抱えながら自分から行動しようとすれば、激しい葛藤がおこります。
たとえば好きな女性に自分から近づく……などということは、奥手の男性にとってかなりハードルの高いことなのです。
奥手な男性と付き合うまでの期間は?
奥手な男性と付き合うまでの期間は、一概に言えるものではありません。
人それぞれ恋愛に対する考え方や行動パターン、これまでの関係が異なるからです。
一般的には奥手な男性は、相手に対して十分な信頼関係を築くことで、徐々に心を開いていく傾向があります。
とくに奥手ではない男性よりも長い期間が必要。
付き合うまでの期間は、数ヶ月単位、あるいは年単位で考えた方がよいでしょう。
ただ、この期間はあなたからのアプローチで短くすることができるのも事実。
アプローチの方法さえ間違わなければ、あなたの努力次第で付き合うまでの期間はかなり変わります。
とはいえ、焦らずにゆっくりと関係を深めていくことが大切。
奥手な男性の場合、自己表現が苦手であったり、恋愛に対する不安や恐怖心を抱えていることがあります。
こうした心理状態を理解し、十分な配慮をすることも、付き合うまでの期間を短くするためには重要です。
奥手な男性と付き合うまでにすべき3つの重要行動
奥手な男性はまず自分からは動こうとはしません。
つまり奥手な男性と付き合うには、あなたからアプローチする必要があります。
では具体的に、あなたはどんなアクションをおこせばいいのでしょうか。
ここから順番に解説していきますね。
彼にとって安心できる存在になる
まず何よりも大切なのは、あなたが彼にとって安心できる存在になること。
奥手な男性は自分のテリトリーに入って来ようとする存在に、奥手ではないタイプの男性よりも強い警戒心を抱きます。
よくいえば慎重ということなのですが…
警戒心が強すぎて、こちらが近づこうとすると逆に離れようとする男性も中にはいます。
では、あなたはどうすれば警戒心の強い彼にとって、安心できる存在になれるのでしょうか。
それには、「私はあなたの邪魔をしません」ということをわかってもらう必要があります。
奥手な男性の基本的な特徴5つのところでお伝えしたように、彼は自分の世界を邪魔されるのが人一倍嫌いです。
彼がなにかに集中しているときに話しかけたりするのはもちろんNG。
彼が根を詰めているのを見て、息抜きにとなにか差し入れをするのも避けたほうがいいです。
(休憩中などに、もらっても負担にならないものを渡すぐらいならOK!)
あと細かいテクニックになりますが、会話中にできるだけ「大丈夫、大丈夫」「まかせてね」など安心につながるワードを自然に織り込めるといいですね。
使う言葉によって、あなたのイメージが決まります。
彼と話すときには、安心につながるポジティブな言葉を使うようにしましょう。
小さな積み重ねで、彼は無意識のうちにあなたを安心できる女性だと思うようになってくれます。
ゆっくり距離を縮める
あなたからアクションをおこす必要があるのは確かなのですが、積極的すぎるアプローチはNG。
ムダに彼の警戒心を強めてしまいます。
なにもしないのもダメ、しすぎるのもダメ。
ここが奥手の男性の難しいところですね…。
でももしあなたが、少々彼に嫌われようともひたすらアプローチできるくらいメンタルが強ければ、違う作戦もあります。
まず最初は、あからさまに好意がわかるような態度で彼に接しします。
うっとうしいと思われても、挙げ句の果てに避けられてもです。(告白はしません。)
一定期間たったあと、そこから一気に態度を変え、彼に対して無関心をよそおいます。
すると彼は当然ながら、「あれ? 急にどうしたんだろう…?」と驚きます。
奥手な彼は変化に対応するのが苦手なので、驚くと同時に不安になってしまいます。
そして次に、あなたが彼を安心させるような態度に戻ると、彼はホッとしてあなたとの距離をあっさり縮めてくるでしょう。
彼の苦手な『変化』を逆手にとるのです。
……という作戦もあるにはあるのですが……
この作戦は相当なメンタルの強さとタイミングの判断が求められるので、基本的にはおすすめしません。
いわゆる駆け引き上手な人以外がやると、大変なことになってしまいます。
それに駆け引きをするなんて、あまり気分のいいものではありませんよね…。
ただ、同じ状態が続いているときは目に見える変化をつける、という点だけは、頭の片隅に置いておくといいかと思います。
とても古典的な手法ですが、急に髪を切ってドキッとさせる…というのもそうですね。
ベタではありますが、脳の本能的な部分に訴える古典的手法はあなどれませんよ…!
さて、話を戻します。
基本的に警戒心の強い彼との距離を急に縮めるのはとても難しいこと。
あせる気持ちをおさえ、ゆっくり距離を縮めるのがおすすめです。
具体的になにをすればいいかというと、小さなお願いごとをして感謝を伝えるの繰り返しです。
実はプライドが高いというのは、自信のなさの裏返し。
自信のなさから目を背けるためにプライドを高く持ち、プライドを自信の代わりにしようとしてしまうのです。
そんな彼も、あなたに感謝され続ければ、次第に自分に自信が持てるようになります。
そして無意識のうちに、自分に自信をつけさせてくれるあなたに近くにいて欲しいと思うようになってくれるでしょう。
ただし、なにをお願いするかについては注意点があります。
- 小さなお願いであること
- 彼ひとりで軽くこなせるレベルであること
- できれば彼の得意ジャンルのこと
などです。
人のさがとして、世話を焼いた結果、感謝を返してくれた人には好ましい感情を持ちます。
ですが奥手の男性は、自分の世界、自分の時間をとくに大切にします。
ごくごく簡単なお願いでないと、逆効果になる恐れがあります。
好かれるより嫌われないを心がける
そもそも男性は女性からちょっと親切にされただけで、自分に好意があるのでは……と勘違いするものです。
そして女性に好意を持たれていると思えば(それが勘違いであっても)、その女性に対して自分も好意を持つようになるのが普通です。
ところが奥手の男性の場合、好意に気づかない、もしくは気づいたとたん警戒心を強めて距離をおこうとすることがあります。
無意識に自分のテリトリーが侵されると思ってしまうのですね。
もし過去に辛い恋愛経験があれば、「あんな思いはもう二度としたくない」と身構えてしまうこともあります。
本当にあなたが好意を持っているのに少しも事態が変わらないとしたら、過去の恋愛でトラウマがある可能性も。
失敗するのが嫌いな彼に、ごく初期の段階で距離をおかれるようになってしまうと、回復はなかなか難しいです。
彼への好意が周りの人にまでバレる勢いだと、ちょっとやり過ぎています。
「嫌われなければそれでいい」
ぐらいの余裕と距離感が奥手の男性には最適です。
奥手な男性とある程度距離が縮まってきたら
奥手な男性に対しては、ゆっくりで控えめなアプローチをおすすめしてきました。
ここからは少し関係が進展した場合についてお伝えします。
お願いごとのレベルを上げてみる
ずっと控えめなアプローチをしてきたあなた。
アプローチのレベルは最初、それこそ「消しゴムかしてくれる?」ぐらいだったかもしれません。
それが回を重ねて、彼のおすすめ本を借りられるレベルにまでなりました。
このように彼がプライベートな面を少し見せてくれるようになったら、お願いごとのレベルを上げてみましょう。
なにかあなたと彼が一緒にすることを頼んでみるのです。
つまり、彼がひとりでできることから、あなたと彼のふたりですることに変えるのです。
たとえば一緒にカフェに行く、などですね。
理由をつけて誘えば、成功率はぐんと高まります。
- 女子ひとりでは行きにくいお店だから
- いつもお世話になっているお礼に
- ○○のおいしいお店を見つけたから
などなど。
有名な心理学の実験があります。
実験によると、コピー機の順番待ちをしているところに行き、先にコピーを取らせてもらう場合、
ただ単に「先にコピーを取らせてください」というより、「急いでいるので、先にコピーを取らせてください」と理由をそえたほうが、順番を先にしてもらえることが多かったのです。
この結果は、感覚的にもなんとなくわかるかと思います。
理由があると、お願いごとは聞き入れてもらいやすいもの。
自然な理由をつけて、お願いごとのレベルアップをしてみましょう。
逆に避けられるようになったとき
順調に距離が縮まっていると思ったのに、急に避けられるようになってしまうことがあります。
「せっかくいい感じだったのに…どうして?」
と不安になり、諦めそうになるかもしれません。
でも、諦めるかどうかの判断をこの段階でするのは早いです。
奥手な男性の場合、あなたが気になりはじめて、逆にどういう態度をとればいいのかわからなくなっていることも。
それほどまでに奥手な男性にとって変化が恐怖なのです。
いい変化であっても、ほとんど無意識に恐れてしまう傾向がある奥手男子。
あせってアプローチのレベルを上げることはせずに、いつもと変わらない態度でおおらかに様子を見るのが得策です。
どうしても奥手男子との距離感がつかめない場合
奥手の男性と付き合うのは、奥手ではない男性と付き合うよりもステップが多いと感じたのではないでしょうか。
恋愛とは難しいもので、片思いの時期だけでなく、両思いになってからもいろいろと問題がおこります。
そんな恋愛の中でも、反応がわかりにくい奥手男子との恋愛はハイレベルの難しさ。
彼の気持ち、タイミング、ふたりの関係がどの段階にあるのか…
察したり、考えたりしなければならない場面がたくさんあって、ひとりではどうしようもないと思ってしまうこともあるかもしれません。
そんなとき、ひとつのサポートとして、占いを活用するのもおすすめです。
占いを活用するときに気をつけたい点も記事にしてあるので、よろしければご参考にされてみてください。
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奥手な男性と付き合うまでにすべき3つの重要行動:まとめ
奥手な男性と付き合うまでに女性がとるべき行動を中心に見てきました。
まとめると、
- 彼にとって安心な存在になる
- ゆっくり距離を縮める
- 好かれるより嫌われないを心がける
ということですね。
細かいテクニック的なところは、実際に行動できるまでいくらか時間がかかると思います。
なれるまでは、たまに今回の記事を見返してみるのがおすすめです。
奥手男子にあせりは禁物。
おおらかな気持ちで優しさを忘れず彼に接してあげてくださいね。応援してます!