「どうして占いが当たらないんだろう?」
「当たると評判の占い師だったのに……」
「結果が思っていたのとぜんぜん違う……」
あなたはそんな疑問を抱いたことがありますか?
占いが当たらないとき、占い師が原因であることももちろんあるでしょう。
しかし、同じ占いを受けて大満足する人もいるのが事実です。
その違いは何でしょうか?
実は、タイプによって占いが当たらない人がいるからなのです。
この記事では、心理学や行動科学の観点から、「占いが当たる人」と「占いが当たらない人」の違いを深掘りします。
さらに、どうすれば占いが当たるようになるかについてもお伝えします。
占いと自分自身の理解を深めることで、占いがあなたの人生を豊かにする一助となれば幸いです。
ぜひ、この記事をご活用ください^^
上級心理カウンセラーの資格を持つタロット占い師です。
生誕ウン十年。酸いも甘いも噛み分けた、ほどよいお年頃^^
占いが当たらない人の特徴
占いが当たらない人の特徴はどのようなものがあるでしょうか。
占いが当たらない理由を知れば、占いを有効に活用することができます。
さっそく見てまいりましょう。
論理的な思考が得意な人
論理的な思考が得意な人は、占いが当たらないことが多いです。
正確には、「占いが当たらないと思う」ことが多いのです。
論理的な思考が得意な人は、あらゆることを事実に基づいて理論的に物事を考える傾向が強いです。
そのような人は、科学的な根拠や論理的な解説がないと物事を受け入れにくいもの。
そもそも占いを信用できない可能性があります。
特に「タロット占い」や「ルーン占い」のような直感的な占いに対して、その信憑性に疑問を持つ傾向があります。
結果として、占いの鑑定を受けているときも、なんとなく自分の思考パターンに合わないと感じてしまい、知らず知らずのうちに拒否反応を起こしてしまうのです。
占い師を試そうとする人
占いが当たらない理由には、占い師を試しているということもあります。
信用できるか見抜きたいがために、わざと嘘の情報や偽の悩みを伝えたりすると、納得のいく結果はまず得られません。
真剣に鑑定しようとしている占い師に対して不誠実な態度をとってしまう人は、スタート地点からずれているということ。
占い師を試そうとする人は、占い師と良い関係を築くことができず、結果として望むゴールが遠のいてしまいます。
占い師に嘘をついてしまう人
意図的ではないかもしれませんが、恥ずかしさや緊張から、占い師に対して事実を歪めて伝えてしまう人もいるでしょう。
正確な情報があれば、それだけ正確な鑑定が期待できます。
知らず知らずのうちに嘘をついてしまう人は、できるだけ心をオープンにして鑑定を受けるように心掛ける必要があります。
自己中心的な視点を持つ人
占いが当たらないと感じる人には、自己中心的な視点を持つ人もいます。
これは、物事を自分の視点からしか見られない、つまり俯瞰的に物事が見られないということです。
大方当たっている場合でも、ほんの一部の言葉が自分の思いとは違っていたりすると、全体の鑑定が「当たらない」と感じてしまうのです。
でもこのような傾向があっても、それが悪い性質だというわけではありません。
自己中心的な視点を持つ人は、自己のタスクに集中するときや、自分の信念を貫くときには、優れた能力を発揮できる人でもあります。
占いを受けるときには少しリラックスして、物事を広い視点で捉えることを心掛けると、より良い結果が得られるでしょう。
感情を封じ込める人
自分の感情を封じ込め、隠してしまう人も、占いが当たらない傾向があります。
どのような人かというと、例えば占い師に
「今、お辛い状況にいらっしゃいますね?」
といわれても、
「いえ、それほど辛いことは起こっていませんけど」
と虚勢を張ってしまうような人です。
感情を抑え込む人は、日頃から自分自身の感情や願望を知らないうちに無視しているので、自身の真の感情を自覚することが難しいのです。
そのような状態で占いを受けると、占いの結果が当たっていても、それを逆に「当たっていない」と誤解してしまう可能性があります。
ネガティブな思考傾向の人
また、ネガティブな思考傾向を持つ人は、占いの結果が当たらないと感じやすいです。
ネガティブな人は基本的に事態を悪い方向に解釈する傾向があるので、ポジティブな占い結果でさえも、
「大したことない」
「むしろ、思ってたより悪い結果だ」
と解釈してしまうことがあります。
これは、ネガティブな思考パターンが占いの結果をゆがめて解釈する傾向があるからです。
占いが当たる人の特徴
占いが当たる人の特徴をまとめると、子どものように素直な人といえるかもしれません。
これからお伝えする占いが当たる人の特徴を参考にしてみてください。
だんだんと占いが当たりやすくなってくることでしょう。
直感がはたらく人
直感がよくはたらく人は、占いが当たりやすい傾向があります。
直感型の人は、普段から直感や第六感に頼って自分の意志を決定します。
なので、占い師の直感的な鑑定にも素直に納得できるからです。
また、直感がはたらく人は、細かな変化に気づきやすいもの。
占い師のいったことがまだ現実化する前の段階でも「当たる」気配を感じ、確信することができます。
じつは、確信力こそが人生を開く鍵といっても過言ではありません。
なので、ますます鑑定結果の現実化が加速するという循環に入りやすいのです。
広い視野を持つ人
占いが当たると感じる人には、広い視野を持つ人も多いです。
視野が広いと物事を多角的に捉えることができ、占いの結果を自分の視点だけでなく、様々な角度から解釈することができます。
つまり柔軟な人ともいえます。
柔軟性によって、自分の解釈や行動が微調整できるので、良い鑑定結果も悪い鑑定結果も自身の生活にいかすことができ、満足していることが多いので「当たっている」という実感を持ちやすいのでしょう。
自分の感情を理解している人
また、自分の感情を理解している人も、占いが当たる特徴を持っています。
自分がいま嬉しいのか、悲しいのか。
誰でもわかりそうなことと思われるかもしれませんが、じつは怒りという感情のベースに悲しみがあったり、幸せだと思いこもうとしていたりということがあります。
本当の感情がウソの感情で覆い隠されていたり、感情と思っていることがじつは思考だったりということも珍しくはありません。
そのような複雑な面が少なく、ストレートに自分の感情を感じられる人はある意味強い人です。
強い人は自分の本当の望みを認め、そのために占いを活用しようという意志があります。
このタイプの人は「当たる」というより「当てにいく」ような人といえるかもしれません。
ポジティブ思考の人
最後に、ポジティブに物事を捉える傾向のある人も占いが当たると感じやすいです。
物事の明るい面に目を向ければ、それが拡大するという話をお聞きになったこともあるかもしれませんね。
良い面に目を向けるというのは、気休めであったり、辛い気持ちをごまかすということではありません。
辛い出来事の中にも逆転の芽を見つけ、最終的に、なにも起こらないときよりもずっと良い結果を引き寄せるテクニックです。
そのようなことが自然とできてしまうポジティブ思考の人は、占いのメリットを最大限に利用することができ、鑑定結果もポジティブに受け取ります。
なので、
「占いは当たる」
「人生に好影響を与えるもの」
と感じることが多いのです。
ここまで占いが当たらない人、当たる人について見てきました。
次は占いが当たらない理由について、もう少し深掘りしてみましょう。
占いが当たらない理由
占いが当たらない理由は大きく4つ。
これらを把握していれば占いに対して余計な不安感を持たずにリラックスして鑑定を受けることができるようになります。
自己認識のズレ
占いが当たらない理由のひとつは、自己認識のズレです。
占いが当たらない人のところでもお伝えしましたが、自分自身がなにを感じているのか、本当はどう思っているのかがわからない場合が多いです。
自分のことがよくわかっていなければ、占いの結果の受け取り方がゆがんでしまうこともあります。
占い師に「それはチャンスです」と伝えられても、まったくそうは思えなかったり、アドバイスを責められているように感じてしまったり……。
この自己認識のズレが、占いの結果が「当たらない」と感じる一因となり得ます。
信頼できる占い師になら、心をオープンにしても大丈夫。
鑑定を受けているあいだは、素直な気持ちで過ごすよう心がけましょう。
信念の影響
あなたが占いを信じるか否かは、その結果に大きな影響を与えます。
なぜなら、あなたに対していちばんパワーを持っているのは占い師でもなく占術でもなく、あなた自身だから。
せっかく鑑定を受けたとしても、心のどこかで占いを信じていない人は、占い師の言葉を否定的に解釈してはねのけ、好転のチャンスをみすみす逃してしまう傾向があります。
だから占いが信じられないという信念を持ったまま鑑定を受けるのは、本当にもったいないことなのです。
でも、占いを信じたいという微かな気持ちもあるので、鑑定を受けようと思ったのも確かなはず。
あなたにその気持ちさえあれば大丈夫。
最初から鑑定結果をすべて受け入れる必要はありません。
オール・オア・ナッシングではなく、
「ここは当たってる」
「このアドバイスはすごく参考になる」
など、まずは一部分から受け入れてみてはどうでしょうか。
否定的な視点を少しずつゆるめることは、あなたの器や可能性を広げるきっかけにもなります。
頻繁な占いの利用
占いが当たらない理由としては、頻繁な占いの利用も考えられます。
多くの占いを試しすぎると、それぞれの結果が混ざり合ってしまい、どれが自分の現状や未来を正確に示しているのか混乱してしまうことも。
この混乱が、占いが当たらないと感じる一因になります。
あなたは占いを利用する側であって、占いに振り回されては意味がありません。
趣味をする、自然に触れるなど、占いとは関係のない時間を充実させることも大切です。
その余裕が、結局は占いを上手に使いこなせることにつながるのです。
過度な期待
最後に、占いに対する過度な期待も当たらない原因となり得ます。
占いはあくまでひとつの参考になる情報のひとつ。
将来起こりうる可能性が高いことがわかるだけで、100%当たるものではありません。
しかし、占いに完全に頼ってしまい、結果が自分の期待に沿わないと「当たらない」と感じてしまうことも。
過度な期待が、占いの結果を適切に役立てることを難しくしてしまいます。
あなたの本当の望みは占いで「当たる」ことではなく、「幸せであること」ですよね。
占いの本質は、当たる当たらないではなく、あなた自身を深く理解してより幸せになっていくことにあります。
当たらない占い師はいる?
占いの鑑定結果に納得がいかないとき、もちろん占い師に問題がある場合もあります。
残念ながら世の中には当たらない占い師がいます。
それでは、当たらない占い師について見てまいりましょう。
当たらない占い師を避けるには
まず当たらない占い師の特徴としては以下のようなものがあります。
- 誘導的であったり不安にさせる質問をする
- アドバイスがズレている
- 鑑定時間を引き延ばす
- 自己顕示欲が強い
- 金銭的な目的がある
誘導的な質問をしたり、不安になるようなことをいう
誘導的な質問をして、相談者から情報を引き出し、あたかもそれを占った結果わかったように伝える占い師がいます。
また、悩みが深い相談者に、あえて不安がつのるようなことをいう占い師も。
これは、感情を煽ることで相談者の判断力を奪い、鑑定結果を鵜呑みにさせようとしているのです。
アドバイスがズレている
実力のない占い師は、相談者の状況を無視した具体性のない一般的なアドバイスしかできません。
鑑定時間を引き延ばす
料金が時間制になっている場合、無意味な質問などを繰り返し時間を引き延ばそうとする占い師には注意が必要です。
自己顕示欲が強い
実力以上に自分を見せるために、強い口調でアドバイスを押しつけてきたり、絶対こうしなければいけないなどと命令するような人もいます。
相談者の意志を尊重できない占い師は、本質的には占い師とはいえません。
高額なアイテムなどをすすめる
鑑定と関係のない開運グッズやお守りのようなものを売ろうとする占い師は危険です。
どんなに巧みに勧められても、鑑定中に何かを売ってきたらそこで占いを中断してしまった方が良いでしょう。
これらのような特徴を持つ占い師は、「自分は当たらない」と自覚している可能性があるため、そうした行動を取ってしまうのかもしれません。
ただ健全に運営されている占いサイトでは、このような占い師に出会うことはまずありえません。
厳しい審査基準を設けている会社に所属する占い師を選ぶときには、口コミ、経歴、実績をしっかり確認しましょう。
当たらない占い師を避けるには、まず信頼できるサイトを利用することが大前提になります。
当たらない占いはある?
やはりどの占術も、人によって当たりにくい当たりやすいはあります。
とはいえ長い歴史のある占術はやはり当たると感じる人が多く、実生活に活用する価値のあるものが多いです。
占術が当たる、当たらないには理由があります。
一般的にも有名な占術、四柱推命とタロット占いについて見てみましょう。
四柱推命
四柱推命は、生年月日と時刻に基づいて運命を読み解きます。
四柱推命が当たるとされる理由は、人間の性格や運命が生まれたときの天地のエネルギーに影響を受けるという思想がベースにあるからです。
過去からの膨大なデータをもとに占術が確立されていて、鑑定結果が何十万通りにもなります。
誰一人として同じ鑑定結果になることはなく、個人個人に合った精密な鑑定結果が出るので、的中率が高いとされています。
四柱推命は個人的な体感としてよく当たるのですが、その精密さゆえに占い師によっては伝え方が難解になる場合が多いように思えます。
なので、当たっているのに当たらないと感じてしまう人もいるのかもしれません。
また、占い師に伝えた生年月日と時刻がどこか間違っていれば、やはり正確な鑑定結果は得られないです。
タロット占い
タロット占いが当たる理由としては、人間の潜在意識(無意識)や心理状態をタロットカードが反映するからです。
特にタロットカード占いは当たるかどうかが、占い師の技術や経験によって大きく左右されます。
占い師はカードの意味や解釈の深い知識が必要で、また、観察力や洞察力、カウンセリング力も必要になります。
タロットカードは潜在意識を映し出すツールなので、直近3か月先くらいまでの鑑定に向きます。
カードにはそれぞれ意味がありますが、前後のカードとの兼ね合いで解釈は微妙に変わります。
占い師の感覚に頼るところが多いので、根拠を理論的に求める人にとっては当たらないと思いがちな占術になるのかもしれません。
※なぜ占いが当たるのかについては、よろしければこちらの記事をごらんください。
どうすれば占いが当たるようになるか?
占いが当たらないと感じている場合、どうすればいいのでしょうか。
いくつかポイントがありますが、状況は人それぞれ。
人によって簡単にできることもあれば、ちょっと難しいと感じることもあるかと思います。
あなたができそうだと感じることから取り入れてみてくださいね。
自分に合った占い師を選ぶ
あなたに合った占い師を選ぶのは重要なポイントです。
自分に合わない占い師では、とても本音を打ち明けるパートナーにはなれません。
では、どのように自分に合う占い師を選べばいいのでしょうか。
まず大切なのは、自分が何を求めているかを明確にすることです。
その上で鑑定を受けるのをおすすめします。
占い師にはそれぞれ得意なジャンル、占術というものがあります。
恋愛相談、仕事、子育てなど、相談事は人それぞれ。
占い師のプロフィールをしっかりチェックして、相談内容に合った占い師を選びましょう。
そして、占い師のタイプも大切。
優しい鑑定を受けたいのか、厳しく指摘してもらう方がいいのかなど、あなたの希望するタイプの占い師かどうかを口コミやプロフィールで確認しておくと良いですね。
プロフィール画面で占い師の声が聞けるサイトもあるので、そのような占いサイトを利用して雰囲気を知るのも参考になります。
以上のポイントを頭に入れて、自分に合った占い師を見つけてみてください。
占いによっても必要な情報が違います(名前、生年月日、など)。
お相手の生年月日がわからないなどの場合は、個人的な情報が必要ない占い師に占ってもらいましょう。
自分を理解する
占いが当たるようになるためには、まずあなた自身をよく理解することが重要です。
- 今、どう感じているの?
- 自分の本当の気持ちは?
- 何が好きで、何が嫌い?
- 我慢しすぎていない?
自分を問い詰めるのではなく、優しく聞いてあげてください。
自分の感情、嗜好、価値観、人生観などを見つめ直し、理解することで、あなたの意図にゆがみがなくなります。
すると占いを受ける姿勢が素直になり、本当の気持ちや望みを占い師に伝えられるので、鑑定結果と現実が一致する確率が高まります。
自己理解が深まれば、占い結果を自然と行動や生活にいかすことができるようになるでしょう。
占いの種類を理解する
さらに、占いの種類を理解することも占いを活用する助けになります。
占いには、星座、タロット、手相、姓名判断など、多種多様な方法があるので、あなたにどの種類の占いが向いているか試してみるといいですね。
命術(めいじゅつ)
生年月日や生まれた場所など普遍的な情報を使う占い。
- 四柱推命
- 占星術
- 算命学
- 数秘術
など
適していること:性格や才能、運命、その人の特徴、相性など
卜術(ぼくじゅつ)
偶然性の中の必然性に基づいた占い。
- タロット
- ダイス
- ルーン
- 易
など
適していること:はっきりした答え、方向性がほしいとき
相術(そうじゅつ)
手相や人相、家相など、形や様子で占う。
- 手相
- 風水
- 姓名判断
など
適していること:性格、才能、環境状態、運勢など」
どの占いが自分に合うかを見極めることで、占い結果により納得できるようになります。
適切な期待値を持つ
占いに対する適切な期待値を持つことも大切です。
占いは未来を正確に予知するものではなく、今の自分自身を理解し、未来への可能性を知るためのものです。
なので、占いの結果を絶対的なものとしてしまうのはNG。
ひとつの視点や参考として取り入れるフラットな感覚が、占いが「当たる」と感じるための鍵となります。
人生はいくらでもあなた自身の力で切り開けます。
占いはそのためのお助けツールだということを忘れないでくださいね。
占いが当たらない人の特徴: まとめ
占いが当たらない人の特徴やその理由についてご紹介しました。
あなたがどのくらい自分の心を理解しているか、どのような信念を持っているのかが占いの結果に大きく影響します。
また、占いに対して心をオープンにすることで、占いが当たる可能性を高めることができます。
もちろん、あなたと相性のいい占い師に出会うことも大切。
占いが当たらないと感じた時は、これらの点を見直してみてくださいね。